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熱処理設備の種類とは? - 炉の熱源・用途別にわかりやすく解説 -
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熱処理設備には、材料や目的に応じてさまざまな種類があります。
熱処理は、金属の性質を改善したり、品質を安定させたりするために欠かせない工程です。
そのため、熱処理設備の種類や熱源の違いを理解することは、適切な設備選定につながります。
今回は、熱処理設備の基本的な分類と、代表的な炉の種類についてご紹介します。
熱処理設備の熱源は「燃料式」と「電気式」に分かれる
熱処理設備の熱源は、大きく分けて燃料式と電気式があります。
■ 燃料式の熱処理設備
燃料を熱源とする設備には、以下のような種類があります。
- 固体燃料:石炭、コークスなど
- 液体燃料:重油、灯油など
- 気体燃料:天然ガス、LPG、副生ガスなど
- 廃棄物燃料:各種燃料を助燃とするもの
■ 電気式の熱処理設備
電気を熱源とする設備には、以下のような方式があります。
- 抵抗加熱
- 誘導加熱(高周波、低周波)
- アーク加熱
- 電子ビーム加熱
- プラズマ加熱
広築サーマルGrでは、抵抗加熱を熱源とした熱処理設備を多く取り扱っています。
抵抗加熱とは?熱処理設備で広く使われる加熱方式
抵抗加熱とは、電気が流れるときに発生するジュール熱を利用して加熱する方式です。
電線に電流が流れると熱を持つことがありますが、これは電気抵抗によって生じる現象です。この仕組みを応用したものが抵抗加熱です。
抵抗加熱は、一般家庭用機器から産業用機器まで幅広く利用されており、熱処理設備でも重要な加熱方式のひとつです。
加熱対象や用途に応じて、低温域から3000℃の超高温域まで対応できる点も特徴です。
*熱処理設備の主な種類*
熱源を利用した熱処理設備は、大きく“バッチ炉”と“連続式炉”に分けられます。
1. バッチ炉
バッチ炉は、処理材料を定位置で加熱する炉です。
材料を一つの入口から投入し、処理後に同じ場所から取り出すため、多品種少量生産向きの熱処理設備として活用されています。
バッチ炉には、以下のような種類があります。
- 箱型炉
- 管状炉
- 台車型炉
- ポット(ピット)炉
- ベル型炉
- エレベーター型炉
2. 連続式炉
連続式炉は、材料を炉内へ連続的に搬送しながら加熱・冷却を行う熱処理設備です。
処理が終わった材料は順次排出されるため、少品種多量生産に適した設備です。
連続式炉には、以下のような種類があります。
- ベルトコンベア炉
- プッシャー炉
- 台車式トンネル炉
- ローラーハース炉
- シェーカーハース炉
※熱処理設備の選定は、用途に応じて重要
熱処理設備は、熱源や処理方法、生産量によって適した種類が異なります。
そのため、導入時には「どのような材料を、どのような目的で、どの数量処理するか」を踏まえて選定することが重要です。
当社では、熱処理設備の種類や弊社設備の型式名をまとめた資料もご用意しております。
※上記画像は参考となります。
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